さくら野歌壇-2005-

真面目、冗談、何でもござれ。投稿歓迎!


 「これやこれ」
  行きと帰りのバスの中
 「知っとる?」「知らへん」
  大阪の人か…
 (2005.4.07. 投稿)

 (一言)
 今回は蝉丸ですね。
 百人一首パロディーシリーズ好調。
 今後も期待しています。


 奥様に
  微笑み振りまき笑う人の
   顔見るときぞ冬はかなしき
      (2005.3.27. 投稿)
  (一言)
 百人一首パロディーシリーズですね。
 で、冬ソナブームの終焉?
 それともヨン様ファンの奥様を持つ旦那様の心情?


 君がため
  春の野にいでて若菜摘む
   我が衣手に鼻は垂れつつ

 ひさかたの
  光のどけき春の日に
   しづ心なく鼻の出るらむ
 (2005.3.21. 投稿)        


 揺すれども揺すれども
  轟音鳴り止まず
   さながら怪獣大戦争(字余り)

 春なのか
  それとも単なる寝不足か
   わかっているのは隣の安眠

 -だから、いびきはつらいんだって!-
                 
 (2005.3.13. 投稿)


 「水色は涙色」      

 海の色 空の色 雨の色
 涼しく優しい透明な色
 儚く切ない悲しみの色

 水色は涙の色

 悲しい定めに生まれた僕たち
 嫌われて疎まれて殺されて…

 涼しく優しい透明な色をその名に持ちながら
 儚く切ない悲しみの色に彩られた僕たちの生

 生命って何だろう?
 共存って何だろう?

 水色は涙の色

 僕たちを見て人は涙を流すけれど
 僕たちの涙には誰も気付かない

 水色は涙の色
 水色は涙の色

 だって僕は水虫 だって僕は水虫
 嫌われるのが宿命
 どうせ僕は水虫 どうせ僕は水虫
 駆除されるのが運命

 (台詞)水虫だって、水虫だって、生きてるのにナ…

 ただ一緒にいたいだけなのに
 そんな些細な願いさえ叶わない

 水色は涙の色
 水色は涙の色

 だって僕は水虫 だって僕は水虫
 昆虫でさえない
 どうせ僕は水虫 どうせ僕は水虫
 寄生虫にさえなれない

 水色は涙の色
 水虫の涙の色

 (台詞)でも、僕、負けないよ…!

 そうさ僕は水虫 そうさ僕は水虫
 魚の目なんかメじゃない
 いいさ僕は水虫 いいさ僕は水虫
 いつまでも君の傍にいるよ

 (2005.3.10. 投稿)

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