カーステから流れているのは「年下の男の子」。ヒラヒラのミニスカに目を奪われ上の空で聞く者もいたと思うが、きちんと聞けばキャンディーズのコーラスは一級品です。
♪ダメよ、ダメ、ダメ、いけないと、いのち燃やした年上の女♪
これがそれまでの固定観念。二人の関係を「年上の女」でなく「年下の男」と言い換えたのが革命的。それだけで様相がガラリと変わりました。
♪あいつは、あいつは、かわいい年下の男の子♪
完全に上から目線。当然です。
キャンディーズはこの大転換を担うのに最もふさわしいキャラクターと歌声の持ち主だったと言えそうです。
(亮)
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