カーステから流れているのは槇原敬之の「Hungry Spider」。
♪I’m a hungry spider, you are a beautiful butterfly♪
このフレーズを和訳すると「俺は腹ペコの蜘蛛、君はきれいな蝶」。蜘蛛が男、蝶が女ですが、この蜘蛛男、蝶女に恋してしまった。さらにまずいことに、彼の巣に彼女がひっかかってしまった。さあ大変。食べるか、逃がすか、その葛藤を歌ったおもしろい曲です。16ビートでしょうか、速いリズムが展開を盛り上げています。でも結局、逃がしてやりました。
♪叶わないと、この恋を捨てるより、この巣にかかる愛だけを食べて、あの子を逃がした♪
男の蜘蛛は甘いのかな。だって世の中、女の蜘蛛の巣も張り巡らされていて、極楽トンボがかかるのを待っている。からめ取られたら逃がしてもらえない。いやいや、たとえばの話です。蜘蛛は女というケースもあり得るから、そっちの物語も想像してみただけ。
(亮)
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