カーステから流れているのは乃木坂46「悲しみの忘れ方」。
先日、オジサンはこの曲をカラオケで歌った。見栄である。
♪爽やかな風が吹いて、木々の枝 揺らしている、木漏れ日のその下を歩きながら想う、どんな道もきっと どこかへ続く♪
いかに見栄とはいえ、オジサンはつまらぬ曲は選ばぬ。風のさざ波が寄せては返すような、きれいな曲ではないか。少女たちの青春の揺らぎを描いているが、そもそもこの歌を作ったのは還暦間近のオッサンである。オジサンが歌うことに何の不都合があろう。
だけどオジサンは、乃木坂46とAKB48の区別がつかぬ。もし乃木坂が赤っぽいミニスカで飛び出してきたら、もうまったくわからん。
(亮)
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