もうすぐメーデーです。カーステから流れているのは「ワルシャワ労働歌」。男女混声合唱で歌詞がよく聞き取れませんが、人を鼓舞する勇壮な感じは伝わってきます。
♪暴虐の雲、光を覆い、敵の嵐は荒れ狂う
ひるまず進め、我らが友よ、敵の鉄鎖を打ち砕け♪
「テキノテッサオウチクダケ」と耳で聞いても、何のことかにわかにはわからない。でも革命歌は聞くものでなく一緒に歌うべきもの。歌い手が理解していればそれでよいのです。
♪起て同胞よ、行け闘いに、聖なる血にまみれよ
砦の上に我らが世界、築き固めよ勇ましく♪
まさしく民衆蜂起の名歌ですが、流血の動乱を事とした19世紀の共産革命歌を、21世紀の日本で合唱するのは、ちょっと無理がありそうです。ノスタルジーは別として。
(亮)
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