放課後は
さくら野貿易
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独り言 

【2012年】

 先日、一杯やるために、友人と待ち合わせた。
 「駅改札に5時45分」
 それが友人の指示であった。
 この人、理科系である。
 今週は別の友人と待ち合わせた。
 彼の指示は、
 「駅改札に6時15分」
 この人も理科系である。
 文化系人士なら、こういう指定の仕方はしない。
 6時の次は6時半、6時半の次は7時になる。
 体内時計の時間の刻みが30分単位。
 そこが理科系では15分刻みになる。
 理科でも物理系は5分刻みかもしれない。
 ただし、ロシア人は、文化系・理科系を問わず
 「6持」とか「7持」という風に、1時間刻みでしか
 待ち合わせ時間を測れない。
 「朝」「昼」「晩」の3種類だけで済まそうとする者さえいる。
 (2012.10.17. 社長)
                      

 残暑が厳しい。
 友人と二人、逗子海岸で泳いだ。
 逗子での選択肢は二つあった。
 水はきれいが遠い岩場。人はあまりいない。
 水は汚いが近場の砂浜。若い女の子が多い。
 いずれも自転車をこいで行く。 近場を選ぶしかなかった。
 泳ぎの合間、喫煙エリアへ行った。
 若い女の子が一人、ポツンとタバコを吸っていた。
 せっかくの逗子海岸だというのに、一人では寂しかろう。
 まったくの善意でそう思って近づいたら、よこしまな心でそう思ったのがいて、二人の若者がその子にちょっかいを出し始めた。
 そのとき、突然、横の売店から男が飛び出してきた。
 「ナンパ、ダメ! ナンパ、ダメヨ!」
 ヘンな日本語。アジア系外国人か。この女の子のツレらしい。
 「おい、どうした」
 という感じで、また一人、店から妙なのが出てきた。体格はシュワルツネッガー並み。ただし色は黒い。アフリカ系か。アジア系の相棒がなぜアフリカ系なのかよくわからんが、若者二人は逃げ去った。
 すでに女の子の至近距離にいた我々二人であるが、静かにタバコを吸うだけにした。
 (2012.9.04.)
                       

 朝からカンカン照り…
 あ、あつい…
 熱中症どころかヤケドしそう…
 雪に埋もれていた半年前がなつかしい…
  (2012.7.17. 社長)

 
           (半年前の様子)


 子どもたちが共同出資で遠近両用メガネを新調してくれることになった。
 「○○市場」というメガネ屋に連れていかれた。
 よりどりみどり、どのメガネも1万円チョット。
 勧められるままに手に取ってかけてみた。
 フム、なかなかシャレておる。
 これにしようかと思ったが、ひとつ気になって尋ねた。
 「このメガネ、焚き火に近づいても大丈夫?」
 店員は慌てた。
 「それはいけません。レンズが歪んでダメになります」
 そうか、熱に弱いのか。
 商売柄、またひとつ気になった。
 「マイナス40度の冷蔵庫によく入るけど、そっちはどうかな?」
 「え〜っ、マイナス40度〜、ダ、ダメです。一発でアウトです」
 結局、その店から立ち去った。
 ○○市場はダメだなあ、安売りメガネの正体見たりだ、と小生がブツクサ言うと、子どもたちは○○市場を敢然と擁護した。
 「髪の毛が燃えるほどの焚き火をする客なんていない!」
 「焚き火の後マイナス40度の冷蔵庫に入るなんて、どのメガネ屋も想定していない!」
 「いやがらせに近い!」
 すごい剣幕、というか、むしろ悲痛な表情。オヤジのメガネは1万円チョットで済むと思っていたもんだから。
 (2012.6.20. 社長)
                       

 先日、ちょっと失策があって、前髪と眉毛が燃えました。
 床屋に行くと、床屋のオヤジも驚いて、
 「お客さん、相当燃えてるね」
 「オガクズが髪の毛に混ざっているから気をつけて」
 そう告げると、
 「ハハハ、釘が混ざっていなければ大丈夫だよ」
 と、なかなか勇ましい。
 で、火で縮れた前髪をバッサリ切り、それに合わせて頭全体を刈り込み、眉毛も上手に形を整えてくれました。
 最近は暑い日もあるので、一足早い夏バージョンのスッキリ頭もサマになってまいりました。
 (2012.6.03. 社長)
                     

 気温が急上昇したからか、トンボが飛んでいた。
 そのトンボ、小生の肩に止まった。
 歩き始めるとフワ〜と浮き上がったが、
 すぐまた寄ってきて、今度は頭に止まった。
 季節が早すぎてボケているのか。
 それとも、このトンボ、実は賢いのかもしれない。
 トンボを友として生きてきたわが人生を見抜いたのかも。
 (2012.5.16. 社長)

               
                  (社長に仏性あり?)

 最後に残った桜も散り終えて、
 梢を吹き抜ける新緑の風の中、
 白いタンポポの花に見送られて行った人がいる。
 白いタンポポの花に見送られて。
 (2012.4.30.)
         

 昨日は花見でした。
 20人近くが花の下に集いました。
 桜は満開。
 空は晴天。
 しかし、何よりも、

 「面白い仲間と 美味い酒を美味い肴で飲めると云う事、
 人生これに勝る愉快はありません」

 昨夜いただいたメールの一節です。
 まったく同感であります。
 (2012.4.08. 社長)

           
               (見よ、この花の姿を)


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