偽痛風とやらは引いたみたいだが、
足が痛いなら背負ってもよいという友人がいて、
というか、
いざというときは背負ってくれと頼んで、
二人で海へ行った。
リハビリである。
張り切って沖のブイからさらに先へと泳いだ。
ずいぶん岸から離れたころ、
海水浴場の監視員が二艘もやってきた。
「ここでは泳がないでください」
「ブイの外側はダメです」
やむなく引き返すことにしたが、
「遠いですよ。大丈夫ですか?」
「これに乗りますか?」
と、まことに親切である。
「いや、泳いで帰るからいいよ」
そう答えると、
「プロの方ですか?」
偽痛風あがりの者に対して最大の讃辞である。
気をよくした小生は、
「うん、トライアスロン」
首から下は海の中だから体型はバレない。
二艘は安心して去っていった。
こうなったら意地でも泳いで帰らなくてはならない。
かなり強烈なリハビリになりました。
(2013.8.10. 社長)
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足首が痛くて病院に行ったら、
「偽痛風です」
と言われた。
何じゃ、それ?
パンダの偽妊娠でもあるまいに、そんな病気があるのか?
だいたい病名が悪い。
誰も同情してくれない。
ニセモノ、ニセモノ、と囃し立てられた。
「本物になりた〜い」
なんてこと言いたくないし、困った。
でも、治療らしい治療も無しで治ってきました。
いったい何だったのだ?
キツネに騙されたみたい。
あ、そうか、ニセモノだもんね。
(2013.7.24. 社長)
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突然、腰を痛めた。
原因がわからない。
朝、起きたら、そうなっていた。
おそらく働き過ぎであろう。
夢の中でも働かされたにちがいない。
重い物を持たされたのであろう。
小生の周りには、人の夢に遠慮なく入り込む無慈悲そうな人が、何人かいる。
これ以上は言わない。
せっかく治りかけているのに、またやられたら大変。
(2013.4.26. 社長)
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「今年は花見をやらなかったのか」
そんな質問を頂戴しました。
いえ、挙行しましたよ。
ただ、ご報告するのがちょっと恥ずかしくて…
桜祭実行委員会がまた日取りをはずしまして、
その日、つまり先週ですけど、
すでに花が散った後の葉桜でした。
雨が降りました。
強風が吹きました。
毎年やってくるサンバの半裸娘たちは、
この風雨におじけづいて姿を現しませんでした。
でも、嵐をついて勇敢な16名が集いました。
浴びるように酒を飲みました。
恒例の花見の伝統は途切れることなく続いていると
胸を張らずにご報告いたします。
(2013.4.12. 社長)
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東京の外周に環状道路(国道16号線)がある。
先日、妻を助手席に乗せてこの道路を走った。
千葉県から埼玉県に入って少し行ったところに、
目印の陸橋があった。
うめだにこにこばし
えっ?
何と読んでよいのか、にわかには判読できない。
「梅田ニコニコ橋」と書けば一瞬でわかるのに。
サイタマの人は漢字が書けないのかねえ。
そういえば県庁所在地も「さいたま市」。
小学生が試験の答案用紙に「埼玉市」と書いたら×。
サイタマって、いったいどうなってるんだ。
と、ボロカスに言ったら、
「人のことは言えないんじゃないの」
と女房にたしなめられた。
えっ?
あ、そうか。
わが社は「さくら野」でした。
サイタマのみなさま、ひどいことを言ってすみません。
(2013.1.29. 社長)
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庭に小鳥が来る。
小さな庭だが、木の実がある。
黄色いキンカンと赤いリンゴ。
地面は白い雪だから、よく目立つのだろう。
いろんな鳥が入れ替わり立ち替わりやってくる。
ところが、小生が出て行くと、逃げる。
一斉に逃げる。
小鳥にも罪の意識があるのか。
人の家のものだからと。
そんなこと気にしなくてよいのに。
小生が小さいころは、
人の家の木の実を気にせず食べたよ。
まあオッサンが出て来たら小生も逃げたけど。
(2013.1.22. 社長)
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